僕は千代の富士とMr.Childrenを例えることがあるのですが、この2名(組)の共通点というのは、Mr.Childrenはデビュー当時、特に鳴り物入りではなくて、僕の所に届いた資料を見ても、どこかしら暗い感じなんだけれども、飛び抜けて純粋というわけでもなくて。

でもポップだったり、当時のバンドブームの片鱗があったり。
ただ、曲については、簡単に言うと、、長かったのです。

当時のMr.Childrenの曲は、とても構造が大きかったので、何気なく聞いていたら、普通に聴いている人からすると飽きてしまうのです。

格好良くもなりきれてないし、キャッチーにもなりきれていないし、暗さが魅力だよねと、ものすごく暗いわけでもないし、いろんなことが半端な感じになっていて、なにで勝負に出られるのかよく解らなくて。

コンプレックスということではないんだけれども、自分の声が高い方には伸びていくけれど、下の声は出ない、地声は太い声が出なかったから、桜井君はそれをカバーしようと鋼の筋肉をつけようとする。

楽曲作りに関しても、僕に「詞の作りが甘い」などと言われ、僕と一緒にレコーディングをやりながら、学習していくことになるんだけれども、、多分、あれだけ学習能力のあるミュージシャンは、今後現れないと思うし、本当に成長していったのです。

それで、昨日話した千代の富士と同じように、ある時が来るのです。
2枚目のアルバムまでは、まだミリオンまでいくアーティストになるとは思っていなかったのですが、3枚目をレコーディングしている時に「桜井、おまえら本当にすごいことになるかもよ!?」と言ったら「一応僕らそのつもりですけど、、」って言って(笑)

そこから『CROSS ROAD』が初ミリオンいって、その次が『innocent world』で、トントントンと日本のトップバンド。
ミスチル現象と言われたりしてね。でもたった2年ぐらいしかないんですよ、その期間って。