大好きなレディオヘッドだけど、今までろくに聴いたことが無かった
最近のアルバムを聴いてみよう、というこの連載。
今回は第3回目、聴いてみたアルバムは「Hail To The Thief」。
ここのところ、時間が空いたときにちょくちょくと聴いていました、
今回もいいなぁと思った曲を、つらつら書いてゆこうと思います。
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「2+2=5」(1曲目)
レディオヘッドが好きならば、12+2=15、20+20=50、というように
どんな時でも暗算ができなければ、それはモグリです。コピーしたこともあったし、
この曲はよく知ってます。一番ギターロックな曲で、うん、かっこいいな。
「Sail To The Moon」(3曲目)
タイトルの情景が頭に浮かんでくるような素敵な曲ですね!
寂しげなメインテーマから、C→Em→F…とコードが刹那に明るく移ってゆくところが、いいなぁ。
そこの部分のコーラスも素敵。
「Where I End And You Begin」(6曲目)
フックが効いてて、コード感も抜群のベースラインがすごくかっこいい!
このコード感はアルバムを通して一番熱く燃える(笑)展開だなぁと感じました。
こういう燃えたぎるように熱い進行、ほんとに大好きです。
ベース「The National Anthem」のリズムに少し似てるなと思いました。
頭をタテに振ってノリノリです。
「There There」(9曲目)
この曲もよく知ってるぞ。昔コピーしたことがあり、昔から好きな曲です。
「2+2=5」とこの曲、アルバムの中でかなりギターロック寄りな感じで、
ジョニーのギターがやっぱりかっこいいのであります。
この2曲だけ浮いて聞こえてしまうのは、先入観からでしょうか。
「Myxamatosis」(12曲目)
この曲も6曲目以上にベースのラインがパニック的ですごく強烈(笑)。
「ベースの強烈なリフだけで、ゴリ押しで作っちゃいました。」みたいな曲だけど、かっこいい!
メロディーがどうのこうのあんまり考えずに、頭をタテに振ってノリノリです。
「Scatterbrain」(13曲目)
C→G/B→A→G…と下ってくるAメロの雰囲気はすごく好きな曲。
ただ、自分は単純な人間なので、途中のちょっとディミニッシュ的な複雑なコードになるところで
毎回クールダウンしてしまい、曲全体通して感情移入しきれずに残念。
「A Wolf At The Door」(14曲目)
トムヨークがラップっぽく歌っているのが好きです。
幕張メッセのライブでもトムヨークはご機嫌で歌ってました。
フワ〜っと明るくBメロの雰囲気が好きです。
あと、Bメロから2番のAメロにつながるところのDm→C→B♭→F/A…っていうコード進行、
この進行は自分の弱点。大好きです。「I might be wrong」にもこれとそっくりな
コード進行出てきました。
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結論、このアルバムも、うん、いいアルバムだ、と思いました。
ただ、レディオヘッドのKid A以降のアルバムを聴いて前々から感じてること。
使う楽器も以前のギターロック時代のアルバムと比べて、ガラっと変わったけど、
彼ら、和音というか、スケールというかの使い方も、
あえてポップ的なものを意図的に避けて組み合わせて使っている気がする。
それが個人的には寂しいのです。
このアルバムだと「Scatterbrain」とか「Suck Young Blood」とか
特にそんな感じがしてしまう。
そして、「Backdrifts」とかみたいな曲は、もう自分はついて行けないんです、
似たような打ち込みバリバリな感じでもKid Aに収録の
「Idioteque」とかは大好きなのに。
やっぱり、その違いはコードやスケールの使い方に原因があると思う。
その辺があって、どうしても昔の「OKコンピューター(+若干Kid A)」時代くらいまでの
音源に比べて、どうしても、それ以降の音源は感情移入しきれないんです。
レディオヘッドは本当に、嘘じゃなく、本当に、本当に、今でも大好きなんですが、
どこか一抹の寂しさと虚しさを感じてしまうのですよ…。
自分は、昔の彼らのように、明るさの中にもネクラさが潜んでいて、どこか初々しくて、
恥ずかしくなるくらいメロメロな綺麗なコード進行の曲が、死ぬ程好きだったし、
今でも大好きなのでその辺がどうしても…。